エロワの柔軟性のある生産方式(FMC)への段階的前進

エロワの柔軟性のある生産方式(FMC)の目的は、生産工程の単純化を行い、高度な生産技術を活用し大きな利益を生み出すことです。
ますます激しくなる競争の中で、さらなる品質向上が求められています。企業は価格低下の中で生き残るべく適正利益の確保が必要であり、さらには顧客に対する速やかな納期対応をしなければなりません。
このような厳しい状況に対処するための大きな要素がエロワFMCです。

以下は、合理的でしかも先端的生産システムを構築するためのエロワFMCの段階的導入プランです。

 

 

step1

標準化:加工機インターフェースの標準化

すべての加工機での汎用ツーリングシステムの統合は、著しく無駄時間を削減することができます。

 
step2

組織化:電極とワークの外段取り化

すべての電極とワークの段取りを加工機外で行い、必要に応じてその補正値を計測します。これにより事前にプログラミングが可能であり、自動化が実現できます。

 
step3

自動化:加工機の自動化

作業者を単調な作業から解放するとともに生産性を向上させます。

 
step4

統合化:加工情報の統合化

加工情報を統合し、不良の発生減を削減するとともに、各加工工程間での効率的な情報活用を可能とします。